リフォームのすすめ
リフォームの設計を建築設計事務所と共に考えていくメリット、注意点を説明。
今住んでいる家や中古住宅やマンションを、一室から居心地の良い空間に変えてくれるのがリフォームの魅力です。
リフォームの依頼をご検討の方に、リフォームの設計を建築設計事務所と共に考えていくメリット、注意点を説明します。
目次
1,リフォームの魅力について
・ライフスタイルにあわせた、一室からのリフォームの魅力について
・マンションのリフォームの魅力について
・物件の選択肢が広がり良い条件の物件が見つかりやすい。
2,リフォームの設計を建築設計事務所に依頼するべきか?
・建築設計事務所に依頼するメリット
・建築設計事務所に依頼する注意点
3,設計監理料とは
・どの段階から設計料がかかるか?
・設計監理料の目安
4,施工例の紹介
・60歳代のご夫婦の「終の棲家」としてのリフォーム
・壊す予定の「蔵」のリフォーム
5,後悔のないリフォームを、目指すには
1,リフォームの魅力について
リフォームとは、住まいをこれまで以上快適な空間に増築、改築、修繕することです。
リフォームには、さまざまな魅力がありますので、すこし説明します。
・ライフスタイルにあわせた、一室からのリフォームの魅力について
ライフスタイルの変化に合わせて、既存の間仕切りを変えたり、キッチンのレイアウトを
変更したり、開口部を増やしたりすることも可能です。
また、一部屋をシェルターと考え、耐震補強や断熱性、気密性を上げるリフォームもできます。
居心地の良い室内環境を求めて、たとえば輻射熱を利用した空調設備システムへのリフォームも
できます。
・マンションのリフォームの魅力について
マンションのリフォームを大きく分けると、表層リフォーム、部分リフォームさらにフルリフォーム
の3つに分かれます。
ここでは、フルリフォームの魅力について
①一般的な間取りやデザインを大きく作り変え、理想の住宅を実現できる。
②新築マンションを購入するよりコストを抑えられる。
③物件の選択肢が広がる。
・物件の選択肢が広がり良い条件の物件が見つかりやすい。
暮らしたい場所で、希望な条件に当てはまる新築物件を見つけらることができなかったという経験
をされたことがあると思います。利便性が良い人気のエリアは、ハードルが高く価格も高い傾向に
あります。
しかし、戸建て住宅、マンションにかかわらず中古物件を購入してリフォームする選択肢も視野に入れることで、物件の選択肢が広がり良い条件の物件が見つかりやすいくなります。
2,リフォームの設計を建築設計事務所に依頼するべきか?
建築設計事務所にリフォームを依頼するメリットと注意点を紹介します。
・建築設計事務所に依頼するメリット
設計においては、十分な打合せの上、利便性、快適性、デザイン性また性能面において
最適な提案します。
現場においては、施工会社、リフォーム会社に依頼すると、お任せする部分があります、特に完成したら
隠れてしまう部分等です、設計事務所に依頼されるとしっかり現場監理を行い、施工会社との間に立ち、
後々のトラブル解消につながります。
設計者の立場で、数社見積もりを取ることを進めています。これにより適正な工事金額がわかります。
・建築設計事務所に依頼する注意点
設計監理料が、かかります。十分な打合せで納得のプランのために時間がかかることがある点
も注意が必要です。
3,設計監理料とは
・どの段階から設計料がかかるか?
打合せを行い信頼関係を築いたのちに、基本計画がある程度まとまった時には発生します。
初期の打合せの段階で説明します。
・設計監理料の目安
施工金額によりますが、工事費の8~15%程度が目安です。
ただし、用途変更のない改修工事は200m2まで確認申請等が不要です。その場合申請にともなう
費用は不要です。
4,施工例の紹介
・60歳代のご夫婦の「終の棲家」としてのリフォーム
19坪の木造平屋のリフォームです。
生活の全ての機能をワンルームにまとめ、耐震補強をはじめ、気密・断熱性能を高め、
開口部を二重にし天井高を極力抑え、冷温水の輻射熱利用した空調システム採用し、
一年中ほぼ同じ室温、湿度の室内環境実現したリフォームです。
・壊す予定の「蔵」のリフォーム
築80年の蔵のリフォームです。
建物は傾き、雨漏りあり壊す予定でしたが、立派な柱、梁を活かした外装をフルリフォームした蔵です。
使用用途は決めつけず、時には仕事場、趣味の部屋等いろんな使われ方のできる、ソフト面でもリフォーム
出来ました。
5,後悔のないリフォームを、目指すには
この記事では、リフォームの魅力、建築設計事務所の役割を紹介しました。
・最後に後悔のないリフォームについて
家が古くなったり、故障してしまった後のリフォームは、費用や期間が余計にかかります。
修繕することが、目的になり、プランを考えたり、デザインを検討する余裕がありません。
建築設計事務所がリフォームに係ることで、全体的に将来的なことを考えて効率的に直せ
るよう計画的なリフォームを提案により後悔のないリフォームが実現します。